生徒さんのコラム

 忍者体操の生徒さんである技術経営士・工学博士 安川清一氏のコラムです。

心身健康法

平成28年4月9日
技術経営士・工学博士 安川清一

 43年の会社勤務で勤続疲労が溜まり、経年変化と戦い、疲労破壊にまでならないよう、下記身心健康法を実践しています。何かの材料にお使い下さい。何方かの、お役に立てば望外の幸せです。10年以上前に鬱状態となり、西洋医学、忍者健康体操、気功、のお陰で今では薬や医療とは縁が切れ、これらからそれぞれ学び、この健康法となりました。振り返って分かることは、精神状態、或いは脳が考えることが如何に身体・生理状態に影響するか、と言うことです。逆に、精神状態が悪い時は、必ず身体、特に肝腎な肝臓・腎臓に不具合が潜んでいます。現在は、第2の人生が第1の会社人生より楽しく、面白く、自分の為、人の為、社会の為になる、と言う喜びを感じています。第2の人生が第2の青春であることは古来稀なりですが、そうありたいものです。
 西洋医学は、身体を治しません、悪い所を除去し、悪い症状を薬で抑えますが、塗り薬でさえ副作用を起こします。薬を信じない私には、効きませんし、偶に効くと今度は副作用です。精神疾患や不調は薬では治りません。症状を抑えるだけで、下手をすると依存症など副作用が出ます。何も治しません。本来なら生活指導や考え方 (便所掃除をしなさい、など) を指導して良い方向に向かう手助けをするのが精神科医の役目と思いますが、そのような医者は稀で、精神科の外来を卒業した人は稀有の存在です。病気を治すのは、我々の意志であり、自分の体(免疫力)です。医者自らが、自分のやることは診断・治療までで、その後の健康や健康法は自分たちのやることではない、と言っており、厚労省の考え方も、そのままです。
 忍者健康体操は、背筋を鍛え(腹筋とのバランスが悪くなると、ギックリ腰、猫背、腰が曲がる。脊椎にまで影響します。)、インナーマッスルを強くし(インナーマッスルが付いている内蔵を強くします。アウターマッスルは飾りだけで健康には害があります)、吸うより吐く息に集中(悪い気を、汗と共に追い出す)します。2時間の間、100種類位の運動をしますが、全部無理に筋肉を使うような運動は無く、心拍も上がらず、心臓に負担がありません。最初は、ヘロヘロになりますが、直ぐに慣れます。
 気功は、全身の気の流れを良くし、良い気が外に出て、それをまた身体に取り込み、更に心身を良い状態にします。又、考え方をマイナスからプラスと、健全にします。
 第2の人生は、ロボットイノベーション推進、人工大脳の開発、忍者体操、声楽、数独、川柳、各種健康法、で結構忙しく、第2の青春です。最近古稀目前にして、コンピュータの新しい仕組みについて発明をしました。数独も前より難問を解けるようになりました。川柳は初めて新聞に投稿しました。

1.5時前に目が覚めると、寝床の中で隣を起こさないように、寝たままde体操と口パク声楽練習をやります。
寝たままde体操は、忍者健康体操を参考に寝たままできる体操です。体の上から下の方に順番に体を動かします。
先ず首の凝りをほぐします。仰向け、両腕を身体の脇に沿わせ、肩を竦める動きで首の凝りをほぐします。20回から50回。ゆったりとリラックスしてやりますが、最も効果があります。
顔を右・左と横に向け(首を捻る)ます。20回から50回。
次に顔を右・左と傾けます(かしげます)。20回から50回。
仰向けで、胸を開き、両肩を下に押す(肩甲骨の間をすぼめる感じ)。20回から50回。
左脇を右手で強く揉みます。20回から50回。右脇を左手で同じく。
両腕を開き、閉じ、を20回から50回。腋のリンパや血の流れを良くします。
両手をグーパー、20回から50回。
右手のひらを腹にあて、臍の周りを時計回りに20回から50回。腸の調子が良くなり、便通がよくなります。
両足裏を互いに付けて、膝を開き、膝を更に下に押して、股関節を開く。20回から50回。鼠頸部のリンパ、血の流れを良くします。股関節を開くことは、四股踏み、股割り、など相撲で行われている健康法です。
膝を立て、右、左、と倒し、背筋を捻ります。20回から50回。
膝を立て、左膝の左横に右踵を当て、そのまま右に倒し、背筋を捻ります。左右を入れ替えて同じことをします。20回から50回。
両脚を伸ばし、両足首を前、後、と反らします。20回から50回。
両足の親指と人差し指を、はさみをチョキチョキやるように動かす。20回から50回。
両脚を伸ばし、左脛の上に右脹脛を乗せて両脚をストレッチ10回。左右を入れ替えてストレッチを10回。合計20回から50回。
後頭部で手のひらの指を組み、両親指の先で、後頭部の下の方、首筋、首の付け根、を指圧します。つぼは分かりませんが、痛みを感じる場所全部を指圧します。
以上ですが、エネルギーの高い人はこれだけで汗をかくでしょう。心臓に負担はかかりません。
口パク声楽練習は、隣に聞こえないように気持ちだけ声を出し、練習中のアリアを暗譜する為にやります。
寝たままde体操と口パク声楽練習で、身体の中からエネルギーが湧いてきて、手のひらを眼の前や胸の上に置くと、手から暖かい気が出ているのが分かります。
2.5時になったら起き出します。トマトジュースをコップ一杯。
メールを読み、当日の予定を確認、更に思いつく予定を追加、今後やるべき、やりたい事のリストを作る。
あっ、あれがある、あっ、これがある、忘れていた、と小さい発見、発明をやっている気分で面白くなります。時間が残れば数独を一、二問。この間、レモン白湯を飲みます。
3.5時半になり、太陽が高くなると、走りに行きます。20分~30分。
 歩くだけでは、健康維持はできても、増進とまで行きません。かと言って、速く走っては、心臓や腰・膝に負担がかかり、良くありません。歩くより速く、ジョギングより遅く、と言う感じで、ちょっと息が上がれば、しばらく歩きにします。それでも、汗をかき、体内の毒素を排出し、全身の血と気の巡りを良くします。頭もすっきりします。
4.6時に犬の速歩(散歩より速いペースで)20分~30分
信号待ち、横断待ち、糞の後始末待ち、の時オスワリをさせます。こうすると犬は落ち着くし、こちらも躾をしている気分
5.帰宅後、気功(太極拳体操のようなもの)、開脚(四股)スクワットを、顔を左、右と首を捻りながら20回から50回。開脚腹筋を30回から50回。
6.朝食時、果物にプレーンヨーグルトをかけ、ミキプルーンエクストラクトを一スティック混ぜて食べます。パンにはチーズを乗せるか、塗るかします。
プルーンは色々な良い作用があるようで、一つは関節の痛みを消してくれます、と言うより私は関節の痛みを感じた事がありません。
7.ガラケー上の先程の当日予定や、やる事リストを見ながら排便
寝たままで体操の腹回転さすりで、便通が良くなりました。
8.訪問や会議・講演会など何も予定が無い時は、国際文化会館の図書室やロビーでメール、読書、書き物。一時足が遠のいた本屋にもよく立ち寄り、大脳型コンピュータ開発の為に脳生理学、神経生理学の本を探します。最近は技術経営士としての会合や、ロボット関係の講演、ワーキンググループ会合などが多くなりました。3年前会社を完全に卒業、2年間は365連休の過ごし方が分からずウロウロしていましたが、この1年やる事が定まり、365連休を有効に使えるようになりました。
9.夕方帰宅、犬の速歩20分~30分。信号待ち、横断待ち、糞始末待ち、で必ずオスワリを躾ける。
10.帰宅後シャワー。海塩を一つまみ入れた足湯。足湯をしながら、熱いシャワーで頭と体を洗い、仕上げに更に熱いシャワーを首筋、背骨に浴びます。
足の冷えやむくみが改善される。塩で水虫などの殺菌も。
11.朝と同じく、気功、開脚スクワット
12.夕食の味噌汁には、キクラゲ或いはキクラゲの佃煮。おかずは肉か、魚が多く、肉は時々です。
13.テレビ、読書、CDでジャズボーカルやオペラアリア(真似して歌うために)。
14.10時~10時半に就寝。その日やり終え無かった件を思い返す。翌朝の予定ややる事リストに反映。
以上は毎日
14.月3回の声楽レッスン
現在モーツアルト歌劇魔笛のザラストロ(バス)・アリアを練習。ザラストロが歌う3曲をカバーの予定。当初は健康法(息を吐くので)として始めましたが、面白くなってきました。これからシューベルトの冬の旅全曲カバーを目指します。
15.忍者健康体操、週一回土曜日午後。約2時間。中野区上高田にて。
以上が現在の健康法です。基本は、忍者健康体操が教える呼吸で吐くことを意識、背筋を意識、インナーマッスルを意識。余計な所に力を入れず、意識して力を入れた部位に筋肉が付く、鍛えられる、逆に脳も刺激される、と言う意識で。
寝たままde体操は、宇宙ステーションのように無重力でもできますし、忍者健康体操も、スニーカーを宇宙船の壁に取り付けるか、爪先を取手に挟めば無重力でもやれます。
以上です。